219海の底のダイヤモンド『不妊と双極性障害と糖尿病の日記』

双極性障害を抱え不妊治療を乗り越えた糖尿病ママの日々を書いています。

そしてママに...

今日も暑かったです。

W台風のせいか、なかなか体調が良くなりません。

低気圧が邪魔しています。

鬱とか躁鬱とか色々と弱いところを持っておられる方は影響を受けていらっしゃいますでしょうか?

ツラいのは私だけでは無いと言い聞かせてはいるのですが、やっぱりツラいです。

近くにこのツラさを共有できる仲間が欲しいです。

 

もし、数少ない友達にこのツラさを伝えてもきっと分かってはもらえない事でしょう。

うざったがられてしまうのではないか?と不安になってしまって、会うのを遠ざけてしまいます。

元気な時にしか会えません。

LINEも遠ざかります。

そして段々と友達が少なくなります。

やっぱり、私、今、鬱ですね。すみません。

 

さて、前回までは、陣痛までのお話でした。

陣痛室で、苦しんだ後、もう子宮口が10cmになったので看護師さんが

「分娩室に移動しましょう!」と私をベットから起こして、廊下を歩いている最中に

破水してしまいました。

慌てて、分娩台に上がるともう気絶するくらいの痛みが来ました!

息を止めてしまうのですが、息を止めると赤ちゃんが苦しむと言われて必死に息をしようとするのですがどうしても止めてしまいがちになります。

がんばって、息んで30分くらいで産まれたのですが、私には何時間にも感じました。

 

陣痛から2時間くらいで産まれてしまったので家族が誰も間に合わず、私ひとりで産む事態になってしまいました。

促進剤って凄いですね!

超、スピード安産!

 

誰も立ち会ってもらえなかったので、ちょっと寂しかったです。

 

産んで、しばらくすると実父母が到着し、続いて仕事場から駆け付けた夫が到着しました。

もう、この頃になると、赤ちゃんは綺麗な状態で私のオッパイを吸っていました。

産まれたばかりなのに上手に吸おうとするのは、生きようとする本能なのだそうです。

私も赤ちゃんにこのパワーをもらってしばらくは躁状態が続いたのでした。

 

少し、仮眠をとると、すぐに起こされオッパイを出す練習が始まりました。

すごく痛かったですが、がんばりました。

幸い、私はすぐにたくさん出てくれて助かりました。

 

おむつ替え、オッパイの連続で休む暇もない日々の連続の始まりでした。

 

でも、こうなる為にあのツラい不妊治療を乗り越えたのだと思えば、幸せな事だと感じていました。

 

やっと、ママになれた幸福感で疲れなど吹っ飛んでいました。

疲れが、逆に幸せの量に感じていました。

変な事かもしれないですけれど、そう感じていました。

躁状態だったのかもしれません。

 

妊娠糖尿病の方はといいますと、通常は、へその緒が取れると治るそうですが、私の場合は、治らず、そのままインスリン注射は打つことになりました。

1か月後の検診で、また検査することになりました。

そのまま、糖尿病に移行する人もいると聞いてとても怖かったのを覚えています。

 

5日間で退院した後、メンタルの医師からは、母乳を止めてお薬を再開するように言われましたが、こんなに幸せを感じられる母乳を止めたくなかったので私は、お薬を飲むことを拒んでしまいました。

お薬なしの躁状態での母乳の子育てを続けてしまったのです。

それは、徐々に、私や家族を壊していきました。

今思えば、一生の一度の思い出はできたけれど、間違えだったのかもしれません。

 

今日も読んで頂きまして有難うございました!

また遊びにきてくださいませ。

 

 

 

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