219海の底のダイヤモンド『不妊と双極性障害と糖尿病の日記』

双極性障害を抱え不妊治療を乗り越えた糖尿病ママの日々を書いています。

妊娠糖尿病になってしまった!

妊娠糖尿病...⁉

なんだそれは⁉

これが正直な気持ちでした。

 

私が不妊治療専門のクリニックから転院した産婦人科は、みんなさんに糖質制限を推奨する産婦人科で、特に、妊娠糖尿病になった妊婦さんには徹底した食事指導をして管理されました。

食べて良いもの、悪いものリストが渡されます。

 

妊娠糖尿病になった私は血糖値を計る器械を買わされ1日5回測らされて管理していきました。

野菜、、魚、肉、ソーセージ、ハム、ナッツ類、アイスクリーム少量、ふすまパン、大豆製品などはOK。

炭水化物全般、練り物製品、プリン、ゼリー、スイーツ、果物スナック菓子などはNG。

調味料についても指示がありました。

案外、マヨネーズは良かったんです。

 

明確なカロリー制限は示されませんでしたが、食べるものは厳しく制限されました。

糖質制限ですね。

血糖値を計りながら一喜一憂する毎日。

6枚切りの食パン1枚を食べようものなら1時間後の血糖値は280近くまで上昇しました。

空腹時血糖は、60切っているので、完全な血糖値スパイクですね。

妊婦さんの糖質制限は危険です。

 

私は、日に日に痩せていきお腹だけ大きくなっていきました。

ガリガリなのにお腹だけ大きいのです。

体調も悪くなってきました。

 

普通、妊娠糖尿病になったら、大学病院へ転院してインスリンを打って栄養バランスの良い食事を取るのですが、その病院は、

糖質制限をして血糖コントロールして、うちで、産みなさい!」の一点張りでした。

 

里帰り出産をしたかったのでその旨をつたえても回答は同じでした。

 

「何か、変だな~」と思いながら、1か月が過ぎました。

 

後から、知ったのですが、ハイリスクになったら大学病院でないと産めないとの事。

 

数日たって、産婦人科の先生より、

「お腹に24時間血糖値が測れる測定器をつけさせてもらえないか?」

とお申し出がありました。

お腹に小さい針で機械を装着するそうです。

 

「妊娠糖尿の人はみんな、付けているし、大丈夫ですよ。

お母さんも24時間の血糖値の変動が分かるし、これからの先の医学発展のデータにも

なります!」とのこと。

料金は無料だったので、やってみることにしました。

 

器械装着日、ベットに寝かされると、

私は、不安になり、

「妊娠糖尿の人はみんなやっているんですよね?」とたずねました。

看護師さんが「いいえ、はじめてですけど、大丈夫ですか?」

と一言。

「え?先生、みんなやってるっていっていたしゃん!」

私は、辞めたくなりましたが、もうベットに寝かされ、お腹を消毒されてる最中でした。

もう、手遅れの状態!

「騙された!」

珍しいのか施術室には多くの看護師さんが集まっておられました。

 

不信感と恐怖感でいっぱいです。

そして、先生がおへそのあたりに装着したのですが、装着時、痛みもないと言っていたのが、すごく痛くて、何度も失敗されて、最悪でした。

大きく膨らんだお腹に結構な勢いとスペースで針をさしているんです!

水が入らないように、ラップのようにテープを何重にもしましたが、不安です。

 

私は後悔しました。

 

その後、出勤しても良いとのことだったので、会社に行って普通に仕事しました。

生活も普通にしてよいとの事だったので普通にしていました。

でも、付けている違和感はぬぐえません。

想像していた物よりも大きな機械だったからです。

 

何だか、時間がたつにつれて、装着部分が熱くなってきているような気がしてきました装着して3日目、変なおりものが出てきました。

下腹部にも張りが出てきて、すぐに病院へ。

切迫になっていました。

お薬をもらって、安静にするように言われましたが、原因は、血糖値測定器ではないかと思っていたので、すぐに取り外してもらいました。

器械の周りは赤く腫れあがっていました。

器械の影響があったんだと思っています。

 

本当に後悔しました。

家族からも転院をすすめられ、その場で、卵管摘出手術をした大学病院への紹介状を書いてもらいました。

正直、家族も私も、カンカンでした。

この時妊娠、8か月...

早朝でしたが、すぐに大学病院に連絡して再度、救急扱いで診察してもらえるように予約を取りました。

 

午後から、大学病院での診察になりました。

何て言われるか不安でたまりませんでした。

 

 

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