219海の底のダイヤモンド『不妊と双極性障害と糖尿病の日記』

双極性障害を抱え不妊治療を乗り越えた糖尿病ママの日々を書いています。

入院生活について

今日は、腹腔鏡手術が無事に終わって、いよいよリハビリ生活に突入から退院までのお話になります。

入院は4日~5日と言われました。

開腹手術より断然に退院が短いですよね。

 

術後1日目からすぐに歩き出しました。

癒着を防ぐためです。

早く退院したかったし、腹腔内の癒着を防ぎたかったので、

「歩きすぎですよ」

と看護師さんにいわれるくらい歩きました。

 

病棟内を歩いていると何だか赤ちゃんに少しづつ近づいている気がしたのです。

 

あっ!そうでした!

手術のお話に少し戻りますが、右の卵管を摘出した後、左の卵管の開通処置をしてくれたのですが、卵管は通ってくれず、やもなく左も摘出となりました。

これで、自然妊娠や人工授精で妊娠の可能性は0%となりました。

私に残されたチャンスは体外受精と顕微授精のみになりました。

それと子宮内膜症も少しあったそうで、そこは焼いて頂いたようです。

 

腹腔内は癒着が激しくて腹膜を剥がすのに大変時間がかかったと先生が仰っていました。

子供のころの虫垂炎と卵管造影での炎症からの腹膜炎が原因です。

 

術後、頑固な便秘がしばらくは軽くなりました。

先生からは「半年くらいで、また癒着がもどって便秘になってしまうでしょう」とのお話でした。やはり、先生の仰る通り半年くらいしたらまた段々と便秘薬のお世話になるような日々が戻ってきてしまいました。

 

さて、入院中の楽しみといえば食事くらいです。

でも、大学病院の食事はイマイチでした。

なぜか、おかずが少なくてご飯の量がとても多いのです。

実母に頼んで梅干しと海苔を持って来てもらってなんとか乗り切りました。

 

手術2日目に生理がきてしまってまだお風呂に入れない私はタダでさえ気持ち悪いのに余計不快になりました。

暖かいタオルをもらって拭くくらいしかできないので参りました。

予定日より1週間もはやく来てしまったので驚きました。

子宮をいじったからホルモンが狂ったのでしょうか?

 

3日もすると痛みもなくなり、だいぶ楽になってきました。

検診の時に「明日、退院しても大丈夫です。でも仕事はあと1週間休んでください」

と言われました。

「やった!やっと退院だ!」と思うのもつかの間。

これでやっと不妊治療の準備ができたのでした。

 

4日目、退院の日がやってきました。

めでたいんですけど、まだまだ不妊治療のスタートラインに立っただけなのですよね。

 

「さぁ、これからが勝負だ!」という気持ちで退院しました。

 

主治医にお礼を申し上げたかったのですが、最後の検診は違う先生でお礼を直接言えなくて残念でした。

代わりに看護師さんに感謝の気持ちを伝えてもらえるように頼んで病院を後にしました。

 

自宅に帰る途中、これからの計画が頭の中を駆け巡りました。

まだあと1週間は在宅でリハビリなんですけど...

 

「仕事をしながら不妊治療をする!」

この両立をめざしてがんばる!

 

赤ちゃんと早く会いたい!

 

この時の私はただこのシンプルな気持ちだけで動いていました。

この続きは、また次回でお話させてください。

 

お読みいただきましてありがとうございました(#^.^#)

 

 

少し下にある にほんブログ村のボタンをポチッとして頂くと励みになります。